漢字検定10級受験体験記【コロナ禍での漢検】

こども
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だいぶ前の話ですが…2021年6月、我が家の小学2年生の子どもが漢字検定の10級(小学校1年生修了程度対象)を個人受験しました。

親である私自身は20年ほど前に1度、漢字検定を受験したことがあるのですが、子どもは初挑戦。

しかもコロナ禍での受験ということで、いろいろ戸惑うことも多かったので、体験談を書きたいと思います。

※あくまでも、我が家が受けた会場・級の話ですので、会場によって違うことがあると思います。

また、コロナウイルスの流行状況によって対応が変わる可能性もあると思いますので、参考程度にお読みください。

申し込み~受験票到着まで

恐らく通常時であれば申し込み日程や会場にある程度余裕があると思うのですが、今回はコロナの影響で定員が少なめに設定されていたようです。

私は受付開始直後に申し込んだので問題ありませんでしたが、ちょっと出遅れると受けられない事もあるのかもしれませんね。

受験票が到着したのは受験日10日ほど前でした。

会場が遠かった!

今回の一番の誤算は会場が遠かったことでした。

公式ホームページの情報から推測して、自宅からそう遠くない場所に会場が設けられるだろうと思っていたのですが、2週間ほど前になって「近くに会場が取れなかったので、別の会場に案内します」との連絡があり、所要時間30分の見込みが1時間かかる場所になってしまいました。

私の予想では大きな駅の近くに会場があると思っていたので、車で行って駅近くのコインパーキングに停めるつもりだったのですが、実際の会場は小さな駅から徒歩10分の某学校。

大きなコインパーキングもないし、電車も何回か乗り換えないといけない場所…。自分一人なら良いのですが、子どもを連れて行くので正直面倒でしたし、試験を受ける前に疲れてしまいそうでした。

こういうケースもありますので、絶対にホームページに書かれている会場の場所で受けられる訳ではないということも加味してお申し込みされた方が良いと思います。

お昼ご飯はどうする?

もうひとつの誤算はお昼ご飯。

なぜか勝手に午前開始のつもりでいて、帰宅してからお昼ご飯を食べられるものだと思い込んでいたのですが、試験開始時間がちょうどお昼の時間に当たってしまいました。

最寄りの駅は小さい駅だったのでご飯を食べられる場所もほとんどありません。

という訳で、結局ちょっと遅めに朝ごはんを食べ、試験後の14時頃に乗り換えのターミナル駅で一度下車して外食することに。

正直、時期的に若干外食に抵抗があったのですが…仕方ない。

時間的にも大人は多少遅くなっても我慢できますが、子どもにはちょっと辛かったかもしれません。

会場になっている学校のベンチや近所の公園で、持ってきたおにぎりやパンを食べているお子さんもいましたが、そういう場所があるかどうかも事前にはわからないですしね…。

ですので、その辺りの対策も必要になってくると思います。

親の待機場所は…?

私が調べた感じだと、コロナウイルスの流行前は親の待機場所が設けられているケースもあったようですね。

しかし、こんな状況なので親の待機場所はなし。

一応、受験者1名に対して保護者1人の付き添いは可能で、試験開始の直前までは一緒に会場にいられましたが…。

受験中の40分間は「適当に時間潰しておいて」的な曖昧な案内だったので、学校の敷地内(と言っても校内はダメなので屋外)で過ごしました。

一応ベンチはあったのですが、その日は猛暑で待っているのもキツかったです。

でもまだ晴れていただけ良かったのかも?雨が降っていたらどうしたら良かったのでしょう…。

しかもカフェのような場所もなかったので(あったとしても全員は入れないでしょうね…)空き時間の潰し方も事前に対策を練っていった方が良さそうです。

ちなみに試験終了後は屋外に親の集合場所が設けられ、密にならないように教室ごとに順番に引き取るように案内されました。

席の間隔など、コロナ対策は?

基本的に「熱があったら受験しない」「マスクは必ず着用」など、一般的なルールを守るのは大前提。

それに加えてフェイスシールドや除菌用アルコールなどの持ち込みもOKなんだそうです。しかしラベルなどがついたままだとNGだそう。(漢字が書いてある可能性があるからでしょうか?)

ですが、我が子が受験した学校は手洗い場も充実していましたし、入り口にアルコールも設置されていたので、持ち込むほどではなかったです。

席の間隔は前後は空いておらず(少し余裕がありましたが)、横は1列ずつ空けた状態。

窓は解答用紙が飛ばない程度に適度に開いていました。

友達同士で受験している子もそんなにいないので、喋っているお子さんはあまりおらず、その点は安心。

親の方が開始前に「消しゴムは準備したのか」とか「終わったら見直しなさい」とか喋っているのでその方が気になるかもしれません。

早く終わったら退出できるの?

どこかのサイトで「早く終わったら退出してOK」というのも読んだ気がするのですが、そのような指示は特段ありませんでした。級によるのでしょうか…?

という訳で皆で一斉に終了していました。

結果はいつ来る?

結果は受験日の約5週間後に郵送で来ました。

3週間後くらいになるとWEBで合否が見られるそうなのですが、我が子は「郵送されてくるまで知りたくない」と言うので見ませんでした。

送られてきた冊子には自分の解答や解説も載っています。

ちなみに賞状や合格証明書も入っていたのでホッと一安心…。

でもミシン目で切り取るスタイルだったので、破ってしまわないかかなり気を遣いました。

我が子が使った教材

ちなみに我が子が試験勉強で使った教材はこちらです。

あまり早く勉強を始めると忘れてしまうので、2~3週間前くらいから徐々に手を付け始めた感じですね。


こちらは漢字検定のキャラクター「いちまる」が描いてあるかわいらしい問題集です。

カラーで見やすいですし、カテゴリー別に練習でき、ボリュームもちょうど良かったですよ。


こちらは本番の試験用紙とほぼ同じ感じで解けるプリントです。
小学校低学年にはちょっとわかりにくい名前の書き方や生年月日の記入の仕方、マークシートの塗り方(性別の欄にマークする部分があります)の練習ができますし、時間配分や問題の傾向もわかるので、本番がイメージしやすくて便利でした。
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準備や本番はちょっと大変でしたが、合格すると「自分は漢字が得意なんだ!」と自信を持てますし、漢字の勉強も好きになったようなので、受験して良かったです(^^♪
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