先日、健康診断で胃のX線検査を受けたのですが、その時に異常を指摘されたので、胃カメラで検査をし直してきました。
実は私、健康診断の項目に胃の検査が加わった35歳の時からずっと健康診断に引っ掛かり続けておりまして、胃カメラをやるのはこれが初めてではないのです。
最初はバリウムを飲んで行うレントゲンで異常を指摘され、その後経口胃カメラ(鎮静剤あり)や経鼻胃カメラでの検査を行いました。
という訳で、
「そろそろ胃の検査をやらなきゃいけない時期なんだけど、どれが一番いいのかな?」
「どれか一種類しかやったことないけど、他の方法はどうなの?」
という方の参考になればと思い、経験談を書くことにしました。
ちなみに私は慢性的に胃の調子が悪く、若干嘔吐恐怖の気があり、オエッとなりやすいタイプなので、同じようにナイーブなタイプの方には参考にして頂けるのではないかと思います。
更に、大腸の内視鏡検査も経験しているので、その時の事も併せて書きますね。
※感じ方は人によって違うと思いますので、参考程度にお読みください。
※病院によって方法や料金が変わってくると思いますので、実際に検査を受けられる際は病院からの説明を聞いてご判断ください。
X線検査(バリウムを飲んでレントゲン)について
【検査の流れ】
1.発泡剤を口に入れる
→駄菓子屋で売っている「水を入れてサイダーを作る粉」みたいなのを口に入れ、ものすごい小さいカップ(お弁当に入っているソース等を入れるカップくらい)に入った水で流し込みます。(バリウムで飲むところもあるみたいです。)
流し込む水の量が少ないので、うまく飲み込めず口の中で粉がシュワシュワすることも多々あります。
2.バリウムを飲む
→例えるなら水溶き片栗粉のような、重湯のようなドロドロの液体を一気に流し込みます。
「一気に」とはいえ、重い液体だし、先に飲んだシュワシュワ成分が邪魔するのでうまく飲めません。
調べたところ、120ml前後飲むそうで。小さい黒酢ドリンクのパック、あれが125ccくらいらしいのですが、同じ量でもドロドロの分だいぶキツいですね。
ただ、味に関しては無味でも甘すぎでもなく、飲みにくい味ではなかったです。個人的には。
3.検査台に乗り、グルグル回って検査
→検査台の上で、仰向けになったり、うつ伏せになったり、横を向いたり、360℃回転したりアクティブに動きます。げっぷを我慢しつつグルグル回らせるのでかなり拷問です。台の横のバーを握るのですが、手汗をかくタイプの人だと滑って危険かもしれません。
4.バリウムを出すべく下剤を飲む
→検査終了後、バリウムを体内から出すために下剤を渡されます。
人によると思うのですが、お腹の弱い私は第一波が3時間後に来ました。(汚い話ですみません…)
これで終わりではなく何度が波が来て、通常の状態になるのがいつもだいたい2日後くらいです。
便秘の方はもっと辛いのかもしれないですね…。
【メリット】
・安い
・短時間でできる(10分くらい?)
【デメリット】
・げっぷを我慢するのが辛い→出てしまうと発泡剤飲み直しとのこと
・バリウムを大量に一気飲みするので苦しい
・レントゲンなので被ばくする
・下剤を飲むので帰りに寄り道しづらい
私は毎年健康保険組合の集団健診を受けているのですが、それだと選択肢がレントゲン検査しかないので、一番最初に受けた胃の検査もレントゲンでした。
後述しますが、一番最初にポリープが見つかった時は「要精密検査」と書かれて来ましたが、その後は「ポリープがある」と自己申告すると、「経過観察」と書かれ、大げさな結果にならなかったので、その後もレントゲンで済ませてしまう年が結構ありました。
胃カメラ単体が9,000円程度だったので(保険適用)、集団健康診断3,000円(胃レントゲン料金込み。私の加入している健保の場合)と比較するとだいぶ料金が違うんです。
しかもパートをしていた時代はなかなか休みが取れなかったこともあり、簡単に受けられるレントゲンばかり受けていました。
でも、私は元々胃の調子が悪くなりやすいタイプなので、「健康診断の日に気持ち悪くなったらどうしよう」という心配がつきまとい、何日も前からストレスになってしまうんですよね。
私はなったことがないのですが、友人はげっぷが出てしまい発泡剤を飲み直したとのことで、かなり辛かったそうです…。
そして、今までで一番困った事はバリウムをちゃんと出せなかった時があったこと。
前述しましたが、元々お腹が弱いため下剤を少なめに飲んだことがあったんですね。
しかし、バリウムの強力さはお腹の弱さに勝るようで、なかなか出て来ず…。追加で下剤を飲んだもののなかなか効かず、その後内科でレントゲンを撮ってもらったり、いろいろ大変でした。
鎮静剤を使用した経口内視鏡(口からの胃カメラ)について
口からの胃カメラには鎮静剤を使った方法と使わない方法がありますが、私は元々胃腸の調子が悪くなりやすく、えづきやすいというか、オエッとなりやすい上、若干嘔吐恐怖症なところがあるので、迷わず鎮静剤を使った方法を選びました。
という訳で以下に記載するのは鎮静剤を使った方法の場合です。
【検査の流れ】
1.消泡剤を飲み、喉の麻酔をする
→まずは胃の中を綺麗にする消泡剤を飲みます。これは量も少ないし(これまたお弁当のソース入れくらいの大きさ)変な味じゃないので問題ありません。
次に喉の麻酔をします。私の友人は「喉に麻酔の薬を溜め込んだまましばらく置かないといけないので、唾液が溢れそうになってそれが辛い」と言っていたのですが、私が行った病院では凍らせた麻酔の薬をゆっくりと舐めて溶かす方式だったので辛くなかったです。溜め込むようにという指示もなかったし、それによって麻酔が効かなかった訳ではないので、この方式で良かったなと思いました。
ただ、麻酔がかかった後の喉の感覚は若干不快な感じですね。
2.点滴をされ、ベッドに横向きになる
→鎮静剤を入れるため、点滴をされます。
その後、真横を向いて寝た後に身体の状態が悪くなったりしないか?というのを見るために指先にセンサーのようなものを着けられました。
3.眠っている間に検査
→先程の点滴から鎮静剤を入れます。何秒かで徐々に意識がなくなっていって、後は記憶がありません…。
4.休む
→かなりの勢いで熟睡しており、起きたら「ここはどこ?」状態。
目が覚めたとはいえまだフラフラで、その日は夜までボーっとした状態が続きました。
【メリット】
・気持ち悪くなりにくい
・胃の中の様子を詳細に診てもらえる
・異常があった場合、細胞を取って病理検査できる
・ピロリ菌の検査もできる
【デメリット】
・時間がかかる
・料金が高い
・その日は運転ができない(鎮静剤使用の場合)
・検査を受けられる病院が少ない
・喉と胃が痛くなることもある
私のように胃の調子が悪い人にとっては、気持ち悪くなりにくい方法なのでかなり楽に受けられると思います。
後述しますが、私はポリープがあったので、良性か悪性か判断するために検査の最中に細胞を取っています。
それから、一番最初に胃カメラを受けた時にはピロリ菌の検査もしてもらえました。(カメラ検査以外でもピロリ菌検査はできるようですが…)
このように、詳しく調べてもらえるのは胃カメラのメリットですね。
ただ、個人差があったり病院によると思うのですが、私の場合は喉が2日ほど痛かったです。あとは、細胞を取ったせいか、若干胃に痛みがありました。ご飯が普通に食べられる程度でしたけどね。
次にデメリットについてですが、料金が高いのが結構ネックになるかもしれません。
私は一度「要精密検査」で引っかかっているので保険適用で胃カメラを受けられましたが、それでも9,000円弱。(私の行った病院の場合。細胞の検査含む)恐らくただの検査で自費だと結構な金額になるでしょうね…。
しかも、特に鎮静剤を使用した胃カメラは実施している病院が少ないので、探すのも一苦労だし、予約もなかなか取れないことが多いです。時間も2時間半くらいはかかりますしね。
健康診断のレントゲンを胃カメラにランクアップできる病院もあるのですが、それもなかなか見つからないんですよね…。
時間私は平日に動けるので良いのですが、土日しかお休みがない方だと大変かもしれませんね…。
しかも検査日は車の運転ができないので、結構ハードルの高い検査かもしれません。
鎮静剤なしの経鼻内視鏡(鼻からの胃カメラ)について
一度だけ、人間ドックに組み込まれていた経鼻胃カメラも経験しました。
こちらは鎮静剤なしで実施したので、下記に書いたのは「鎮静剤なしの経鼻胃カメラ」の流れです。(というか鼻からで鎮静剤ありの胃カメラを実施している病院って私は見かけたことがないですね…)
ちなみにこちらは実施してから結構時間が経ったので一部記憶が曖昧です…申し訳ありません。
【検査の流れ】
1.鼻に麻酔をします。
鼻に止血剤と麻酔をします。
そして、左右どちらの鼻の穴がカメラが通しやすいか見るのですが、私は左の鼻の穴が細く、カメラが入れられなかったので、右の鼻に入れる事に。
ちなみに「両鼻ダメだったらどうするんですか?」と聞いたら「急遽経口(鎮静なし)に切り替えます」と言われました…恐ろしや…
2.鼻からカメラを入れます。
この時は鎮静剤がなかったので、鼻にカメラが入る瞬間から抜かれる瞬間までしっかり記憶がありました。
食道や胃の中、どこがどうなっているのかを先生が実況中継しているのを聞きながらの検査です。そして返事もすることができます。
【メリット】
・途中経過がわかる
・(鎮静剤使用時と比較して)時間がかからない
・車で病院に行ける
【デメリット】
・鼻が痛くなる(鼻血が出ることも)
・鼻の穴が狭い場合は検査できない
・経口のカメラより画質が劣る
まず、私が言いたいのは

誰だ、鼻からの胃カメラは楽だって言った人は…
ということ。
友人も「鼻からのカメラ、楽だったよ~」と言うし、ネットの情報を見ても「カメラも細いし、オエッとなりにくい」と良い事ばかり書いてあるので、信じて受けたんですよね。
が。キツかったです…。
恐らくカメラが通った方の右の鼻孔もそんなに広くはなかったのでしょう。鼻もしばらく痛いし、何より「オエッ」となって涙目に…。看護師さんに背中さすってもらいながら受けました。
説明文や画像を見ると、嘔吐反射が起こる部分にカメラが触れないので大丈夫、とのことなのですが、敏感なせいなのか、そこを通っているという精神的なストレスによるものなのかわかりませんが、喉を通過する時が辛かったんです。
ただ、喉さえ通過してしまえばだいぶ楽になるのと、鎮静剤ありで経口胃カメラを受けた時は静止画しか見られなかったのが、リアルタイムで見られたので、自分の胃の様子がわかって良かったです。
でも経鼻の胃カメラを経験した友人何人かに聞いたのですが、私と同じように「辛かった」と言っていた人はいなかったので一般的には楽な方法なんでしょうね。
ちなみに私は大丈夫だったのですが、一人だけ「鼻血が何時間か止まらなかった」という友人もいたので、鼻が弱い方は注意かもしれません。
ピロリ菌の検査もしました。
一番最初に経口胃カメラの検査をした時に「一緒にピロリ菌の検査もしておきましたから」と先生に事後報告されました。
調べた感じでは胃カメラじゃなくてもピロリ菌検査はできるようなのですが、ついでに出来たらいいですよね。
ピロリ菌に感染していると、胃炎や胃がんのリスクが高まると言いますしね…。
ちなみに、私はピロリ菌の感染はなかったのですが、私の身内や友達で内視鏡検査でピロリ菌が見つかり、薬を何日か飲んで除菌した人が何人かいます。早めにわかって治療できた方が安心ですよね。
ポリープが見つかる。ショックだったけど…
さて、レントゲン検査で引っかかった原因ですが、ポリープが見つかったんです。

もしや…胃がん…?
びっくりして、胃カメラの検査結果が出るまでは生きた心地がしなかったですね…
私の胃に出来ていたのは「胃底腺ポリープ」というポリープで、癌化することは稀なんだそうです。なので、切除の必要はないとのこと。良かった…。
このポリープは多発しやすいらしく、私の胃にはたくさんありました。
ちなみに何度かレントゲンを受けた結果「胃体部透亮像」とか「胃角部透亮像」とか「胃体部大弯透亮像」とか「胃体部後壁透亮像」とかいろんな事を書かれまして…。最終的に胃カメラで再検査したら、どれも同じ性質のポリープでした。
でも毎度違う事を書かれるとやはり焦るので、私のような人は最初から胃カメラにした方がいいのかもしれませんね。
機能性ディスペプシア…なのかも?
前半から少し触れておりますが、私は昔から(中学生くらい?)胃腸の調子が常々悪いタイプでして…。
胃もたれしやすかったり、気持ち悪くなりやすかったり。
脂っこいものは食べられないし、すぐお腹を壊すんですね。
なので「胃カメラで何か異常が見つかってもおかしくないかも」と思っていたのです。
しかし、異常はなし。
「じゃ、何で胃の調子が悪くなるんでしょうね?」と胃カメラの検査結果を聞くときに一緒に相談したところ、
「あえて病名を付けるとしたら『機能性ディスペプシア』かもしれませんね…」

機能性ディスペプシア?何それ?
機能性ディスペプシアとは、特に目に見える異常がないのに胃の不調を感じるような状態を指すのだそうです。
という訳で「アコファイド」という機能性ディスペプシアの薬を出して頂きました。
個人的感想ですが「劇的に良くなったー!」というより「何となくいい感じ♪」という感じの効き具合でしたね。
本当は継続的に飲みたかったのですが、病院が遠かったり、子供が小さくて連れていけなかったり、いろいろ理由があって、その後は市販薬で対応していました。
同じような症状がある方は、一度相談してみても良いのかもしれません。
いつも胃の調子が悪い原因は、もしかしてアレのせい?
さて「機能性ディスペプシア」にもいろいろ原因はあるようなのですが、自分で思い当たる一番の原因は「ストレス」かな?と思っていました。昔からメンタル弱いので…。
もちろんそれも大きい原因だと思うのですが、

胃カメラで調べて異常がなかったのにも関わらず、胃の調子が悪くなるのはなぜ?
と気になって、自分なりに胃の調子が悪くなる日や食べたものをメモし始めたのです。
そこで自分なりにわかった「胃の調子が悪くなる理由」がこれでした。
※他にも内科の先生などに相談した中で判断した「自己診断」で「私の場合」なので、参考程度にお読みくださいね。
生理周期による不調→胃にダメージを与える飲食をする(カフェイン摂取)→胃薬の飲みすぎのローテーション
「何年も胃の不具合と付き合ってきて、今更気付いたの?」と言われてしまうかもしれませんが…(笑)
慢性的に胃の調子が悪かったし、理由がひとつではなく複雑に絡み合っているため、よくわからなかったんですよね。
カフェインに関しては全くダメな訳ではなく、飲んでも平気な日も多々あったんです。会社員時代なんて1日3~4杯飲んでいた日もあるほどで。なので気付かず…。
出産のせいなのか、年齢のせいなのかわかりませんが、年々生理周期による体調の波が激しくなって、一定の「ダメな時期」にカフェインを摂ったり、胃に悪い食べ物や多めにご飯を食べてしまうと、てきめんに胃の調子が悪くなることがわかったんです。
若い頃は全くそんな波を感じたことがなかったので、そのせいだと思ったことがなかったんですね。
で、ちょっとでも胃の調子が悪くなるとすぐに胃薬を飲んでいたんですが、「もしかして強い胃薬を使ってしまって過剰に効きすぎている…?」と思い始めまして。なんとなく胃酸のコントロールがうまくいっていないのかな?という気になったので、最近は安易に胃薬を飲まないように気を付けたり、飲んでも弱めのもので様子を見るようにしています。
それと、婦人科系の不調が原因である可能性が高いかもということで、婦人科の先生に相談して漢方薬を処方してもらっています。
この「婦人科系からのアプローチ」「胃薬を飲み過ぎない」「コーヒーやお茶をカフェインレスに変える」で私は以前より胃の調子を悪くすることが少なくなってきたので、このままこの生活を続けていこうかなと思っています。
【番外編】大腸の内視鏡はどうなの?
さて、胃カメラの話ではないのですが、せっかくなので大腸のカメラも受けたことがあるので、その話も書きたいと思います。
ちなみに私が受けたのは「鎮静剤なし」「自宅で下剤を飲む方式」です。
【検査の流れ】
1.下剤を飲んで腸内の物を出し切る
約2リットルの下剤を2時間くらいかけて数回に分けて飲みます。便が水状になり、薄い黄色か透明になるまで出し切ります。
2.(鎮静剤を打つ)
私は鎮静剤なしだったのですが、胃カメラのように鎮静剤を使用して受けられる病院もあるそうです。
3.検査着に着替えて内視鏡を挿入
お尻に穴が空いている検査着に着替えます。その穴からカメラを通します。
鎮静剤なしの場合はモニターに映った大腸の内部を確認できます。
ポリープがあった場合、その場で切除も可能だそうです。
【前向きな感想】
・腸の内部を自分で見ることが出来て良かった
・思っていた程の痛みではなかった
・検査着を穿くので、下半身丸出しじゃなくて良かった
・家で下剤を飲めたのでトイレに困らなかった
【後ろ向きな感想】
・下剤を大量に飲むのが辛かった
・トイレに何度も行くのが辛かった
・若干は痛みがあった
まず、緊急性のない方にお伝えしたいのは

大腸内視鏡検査は夏場がおすすめ!!
ということ。
なぜかというと、下剤を飲むのが結構辛いんです。私が一度にたくさん水を飲めないタイプだから余計そう思うのかもしれませんが…。
2時間で2リットルは相当ですよ。しかも(私が飲んだのは)薄い梅ジュースみたいな微妙な味。
私は大腸の調子を悪くして急遽検査を受けたのですが、幸いそれが夏だったんですね。なので身体が水分受け入れ体制になっていて、どうにか飲めましたが…。
水を飲むのが苦手な方は、時期を選んだ方がいいかもしれません。
そして、鎮静剤が必要かどうかという話ですが…

痛みに弱い方は鎮静剤ありの検査が良いかも?
私は緊急を要していたので病院を選んでいる暇がなかったのですが、痛みに弱い方は鎮静剤ありの検査を選んでも良いと思います。
ただ、胃と違ってオエッとなる訳ではなく痛みがあるだけなので、こちらは鎮静剤なしでも行ける!と思う方も多いかもしれません。
私は昔から痛みに強いタイプなので(出産の時、初期の陣痛に気付いてなかった程(笑))さほど痛くなかったです。奥の方とかカーブを曲がる時は痛みがありましたが…。
でも「出産を乗り越えた女性なら耐えられる痛みなのか?」と聞かれると、ママ友に「痛すぎて泣きながら受けた」という人もいたので、本当に人によるのだと思います。
なので、不安なら鎮静剤ありの方がいいのかもしれませんね。
そして下剤を家で飲む?病院で飲む?という話ですが…

病院が近いなら家、病院が遠いなら病院で。できれば個室対応の病院がおすすめ!
私は病院が近かったので(自転車5分)予め下剤を病院でもらって家で検査OKの状況にしてから病院に行ったのですが…。
「出きった」と思っても、一度ノリノリ状態になった大腸の勢いはすぐには止まらず…。
病院に着いてからもトイレに駆け込んだので、病院が遠い場合は家で飲むのはあまりおすすめできないですね。
でも、私が検査を受けた病院は個室がなく、男女入り混じって(トイレも共同)同じ部屋で下剤を飲み、他の人が聞いている前で看護師さんに「もう検査OKです(ブログなのでオブラートに包んでいますが、もうちょっと便について詳細に話しています)」と言わなければならなかったので、羞恥心が捨てきれない方は個室対応してくれる病院がおすすめですね。
というか、私が受けた病院が稀で、他の病院はもうちょっと配慮した対応をしているのかもしれませんが…。
大腸の検査は恥ずかしさもありますが、日本人は大腸がんの割合が高いというデータがありますし、腸の調子がいまいち…と思う方は一度は受けてみてもいいかもしれません。
ちなみに私は違和感があったものの、幸い何も異常がなかったので良かったです。
という訳で違和感があって一度診察を受けてから内視鏡検査をしているので、保険適用になって7,000円弱でした。
ポリープを切除したり、自費になると結構かかりそうですね。
という訳で、かなり長々と書いてしまいましたが、少しでも胃カメラやバリウム検査、大腸内視鏡を受ける方の参考になれば幸いです。
ちなみに、タイトルで「一番楽なのはどれだ!?」と書いているのですが、個人的には鎮静剤ありの経口胃カメラがベストだと思っています。
でも感じ方は人それぞれですし、病院によってやり方も違うので、いろいろな方の経験談や病院の方に細かく聞いて判断するのがいいかもしれませんね。