先月から『読売KODOMO新聞』を購読し始めました。
どんな新聞なのか?我が家ではどういう反応だったのか?を書いていきたいと思います。
読み始めたきっかけ
私の実家は宮城の地方紙『河北新報』を購読しているのですが、河北新報は週に1回、普通の新聞とともに『週間かほピョンプレス』というこども向け新聞が入ってきます。
それを私の両親が溜めておいてくれていて、帰省のたびに我が子に読ませてくれていたのですが、上の子がいつもそれを楽しみにしているんです。
宮城の新聞なので地元ネタも多いのですが、子供でも読める内容で、クロスワードやクイズもあったので面白かったみたいで…。
なので以前から新聞に興味はあったのですが、地方紙なので「帰省中のお楽しみ」としか考えていませんでした。
しかし、ある日ネットニュースを読んでいたら、芦田愛菜さんのインタビューが載っていまして。
愛菜さんの活字中毒はTV等でも有名なお話ですが、そこに「子供向けの新聞を購読していた」と書かれていたのです。
そこで気になって調べてみたところ

へぇ~。河北新報みたいに付録のような感じじゃなくて、子供向け新聞のみの契約ができるんだ!
ということが判明。
愛菜さんレベルにはなれないとしても、

あんな風に知的な子になったら素敵だなぁ…。
子供向け新聞、購読してみようかな…。
と思ったのです。
我が家の上の子(小学校中学年)は学校でも図書室に行く時間があまりないようですし、我が家からは図書館が遠く、あまり本を読ませる機会がなかったので、どうにかもう少し活字に触れさせてあげられたらな…と思っていたので、ちょうど良いタイミングでした。
私自身が昔から新聞が好きでしたし、前述した『かほピョンプレス』にも子供がかなり食いついていたので、きっと喜んで読んでくれるだろうと思い、子供向け新聞を購読し始めることにしました。
私の考える新聞のいいところ
我が家の子供達、現代っ子らしくYouTubeを観ている時間が結構あります。私は結構ユルい親なので厳しく制限している訳ではないのですが、やはりどうしてもYouTubeやネットだと「自分の興味のあるもの」しか観なくなってしまうのが気になっておりまして。
一方、私がテレビ大好き人間なので子供達は結構テレビも観るのですが、テレビを観ている時間の方が「疑問」や「感想」が湧き出てくるんですね。

何でこんなひどい事件が起こったんだろうね。

このお料理美味しそう~!ママ作って~!

この漢字、こうやって読むなんて知らなかった~!
この「自分からは足を踏み入れない領域だけど知ってみたら面白かった!役に立った!ためになった!」という発見というか、気付きがたくさんあると、世界が広がって楽しいんじゃないかなと思うんです。
新聞はTVよりじっくり読んでゆっくり頭の中に入ってくるので、それがより一層体験しやすくなるのが一番良いところかなと思います。
個人的に「勉強」って問題集をたくさん解くことより、たくさん物事を知って知識同士を関連付ける力を持つことの方が大事なんじゃないかと思っているので、それが新聞だと叶えやすいんじゃないかとも思っています。
なぜ読売にしたのか?
子供向け新聞を発行しているのは私が調べた限りでは『読売KODOMO新聞』『毎日小学生新聞』『朝日小学生新聞』の3誌。
ちなみに芦田愛菜さんは読売ではなかったようですが…
我が家はなぜ読売をチョイスしたのかというと、
・週1ペースでゆっくり読める
・安い
これが理由でした。
毎日と朝日は毎日配達なのですが、読売は週1回。ゆえに値段も安いです。
宿題が多い日があったり、習い事があったりするので、毎日読むのはちょっと厳しいかなぁ…と思ったのと、中学受験を考えている訳でもないので、そこまでガッツリ読まなくてもいいかな?と思っての選択でした。
ちなみに、読売の本誌を購読していなくても申し込みできますよ。
まずは無料おためし
『読売KODOMO新聞』は無料で1回試し読みができるので、まずはそれを申し込むことにしました。
公式ホームページから申し込みをして、翌々週(申し込みのタイミングもあると思うので、確認してみてくださいね)くらいに届きました。
読んでみた感想ですが…

いろんな記事があって面白いし読みやすい!
と、かなり気に入った様子。
なので、そのまま申し込むことにしました。
配達のペースと月額
配達は週1回木曜日で、月額は550円(税込)。結構読みごたえがあるのに、1回130円程度!そう考えると、ジュースを買うくらいの値段で読めるんですから嬉しいですね。
ちなみに後から集金の方がいらっしゃってクレジットカード払いの用紙を置いて行かれたので、それで手続きをして支払い手続きは完了でした。
何歳から読める?
公式ホームページには特に「何歳から」とは書いていないのですが、私が読んでみた感じだと小学校2~3年生くらいから読めるかな?という印象です。
もちろん、活字が大得意なお子さんは幼稚園からでもOKでしょうし、高学年から読み始めても子供っぽいということはないので、幅広く読めるとは思いますが…。
ちなみに我が家の上の子は難なく読めていますが、下の子(幼稚園児)は

なんかよくわかんない~
とまだ難しいようで、読もうとしません…。
でも面白かった記事を上の子が解説してくれるので、下の子にとっても良い影響はあるようです。
そして、漢字には振り仮名がふってあるので、習っていない漢字も読めますし、これをきっかけに覚えることもできます。
ただ、言い回しがちょっと難しい部分もあるので、そこは慣れるまで何度も読むしかないのかなという感じはします。
逆に言えば、前後の関係から語彙のニュアンスを感じ取ったり、どうしてもわからなければ辞書で引いてみたりすれば良いので、言葉を深く知るいいきっかけになると思いますけどね。
新聞の内容は?
新聞の内容は多岐に渡っています。
政治/経済/世界情勢/スポーツ/時事ワード解説/エンタメ/漫画/ファッション/受験新聞/英語/本の紹介/国語/理科/投稿欄
などなど。
正直、大人も「なんだかはっきりわかっていないけれど知ったかぶりしているニュース」ってあったりしますよね。(あれ?私だけ?(笑))
そういう難しいニュースも噛み砕いて説明してくれるので、大人もかなり勉強になります。
夫や、私の両親も読んだのですが

これはわかりやすくて大人にもいいね!
と絶賛していました。
我が子は消費税が上がった時のニュースや、台風の被害のニュースなど、身近な話題を真剣に読んでいましたね。
そして女子なので、ファッションやマンガコーナーも大好きみたいです。母も洋服を買う時の参考にしていますよ~。
「新聞」というと堅苦しいイメージですが、コナンやポケモン、ねこねこ日本史が登場したり、かわいいモデルさんがおしゃれな髪形を紹介していたり、ハガキのイラストコーナーがあったりと、お楽しみ要素もかなりあるので、楽しくあっという間に読めちゃいます。
読み始めて変わったこと
新聞を読み始めてからの一番の変化は「ニュースが身近に感じられるようになったこと」です。
一緒にTVのニュースを観ていると

これ、KODOMO新聞で読んだから知ってるよ!
と、詳細を説明してくれたりします。
読んだ内容をすべて覚えているわけではないですが、興味の幅が少しずつ増えるのはいいことだなぁと思います。
あとは、語彙力がUPしたこと。
自分で使う場面はあまりないですが、ニュースから難しい言葉を聞き取ることができるようになるので、理解も深まるようです。
【追記】
この後、上の子が高学年になり自主学習が始まったのですが、それにも『読売KODOMO新聞』は大活躍でした。
我が子の学校は毎日見開き1ページが課題だったので、だんだんネタ切れしてくるのですが、これを参考にしたおかげであまりネタが尽きずに済みました!
まとめ
という訳で、まだ読み始めて何回かですが、我が家はすっかり『読売KODOMO新聞』にハマってしまっています。
下の子が読めるようになるまで、長い付き合いになりそうです。
序盤で書いたことと重複になりますが、「学校の授業では学べない知識」をいっぱい取り入れて、楽しく勉強してくれたらいいなと思います。
ちなみに『よみうり購読サポート』という制度もあるそうなので「お孫さんに読ませたい!」という方が申し込んでもOKだそうですよ。
興味のある方はぜひ一度、無料おためししてみてくださいね!