これを書いているのは2020年6月中旬。
新型コロナウイルスによる休校も明け、我が家の子供たちも小学校が始まりました。
相変わらずマスク必須な生活ですが、30度を超える日もあり、今度は子供たちの熱中症も心配…。
外での活動などは距離を取ればマスクを外してもOKということなのですが、教室内では着けないといけませんし、冷房が効いているとはいえ少し動くと暑いらしいんですよね。
という訳で最近よく目にする接触冷感のマスクを購入してみました。
夏用マスクを注文!
今回私が購入したのはこちら。
楽天でコスパが良くてレビューが多い商品を探していたら見つかりました。
子供用で3枚入っています。我が家は子供2人なので、汚れたり壊れたりした時の予備を含めると3枚でちょうど良かったですね。
また、ゴムの部分にアジャスターが付いているので、年齢の違う姉妹二人で使えるのもチョイスした大きなポイントでした。
ちなみに封筒にこんなメッセージがありました。
こういう気配りができるお店って素敵ですよね。
入っていたのはこちら。
開けてみるとこんな感じです。
光の関係で上と下で色味が違って見えますが、実際は上と下の中間位の色味な気がします。
二人とも本当はあまりピンクが好きではないのですが、すぐ届くのがこの色しかなく…。
うちの子だけかもしれませんが、小さい頃はなんでもピンクだったのに小学生ともなるとピンクを避けるようになるんですよね…。
でも淡いピンクで違和感なく着けられる色味なので、結果二人とも気に入ってくれました。
ちなみにこちらは中国製のようで、楽天の商品ページには中国での抗菌効果とUPFの検査結果が載っています。
中国語読めないので何がなんだか判断できませんが、載っているということはそれなりの結果ということなんでしょうね。(アバウト)
なので「どうしても日本製が良い!」という場合は候補からは外れてしまいますね…。
ちなみに「UPFって何?」と思ったのですが(知らないの私だけ!?)UltraViolet Protection Factor(紫外線保護指数)の略で、UVカットの基準なんだそうです。
正直、体育の授業の事を考えて顔全体に日焼け止め塗るので、個人的にはUVカットの部分は重視していなかったんですけどね。
そして気になったのは素材。
一応商品のタイトルには「アイスシルク」と書かれているのですが、商品パッケージに書いてあるわけでもなく、説明もないので本当にアイスシルクなのかは謎…。(アイスシルクだったらごめんなさい…)
とりあえず商品ページには「ポリエステル」とは書かれていますね。
夏用マスクを学校に着けて行ってみた
さっそくこのマスクを着けて学校に行った子供達。
ちょうどその日は、このマスクの効果が十分にわかりそうな暑い日でした。
着けてみると早速

なんとなくひんやりする気がする~!!
とのこと。ずっとひんやり感が続く訳ではないようですが、熱気のこもった感じがなく、サラっとしているそうです。
私が着けると破壊しそうなので口に当ててみたのですが、確かに普通の不織布やガーゼマスクより暑さが気にならない感じですね。
そして

息がしやすい!!
とのこと。これも子供にとっては嬉しいポイントだったようです。形状も立体ですしね。
ただ、息がしやすい=飛沫も通しちゃうということにならないのかな?というのが正直不安要素で。
YouTuberの方が結構「どの素材が飛沫を飛ばしにくいのか?」みたいな検証動画を挙げていらっしゃいますが、着けていても飛沫が通過してしまうようなマスクもあるようで。
でも、私が調べた限り(調べ方が甘かった!?)不織布や布やポリウレタンでの検証は見つかったのですが、ポリエステルは見つからず…。
そんな訳で自ら実験してみることに。
(撮り方めちゃくちゃ下手でごめんなさい…。)
マスクとダンボールの間は約30cm。そこにスプレーで水を吹きかけました。
動画だと見えにくいので写真も載せますね。
スプレーをかけた中央部だけ湿っているのですが、写真でも見づらいですね(笑)
実際こんなに唾を飛ばして喋ったりくしゃみしたりする人はいないと思うのですが…。
そして、スプレーをかけた後のダンボールがこちら。
向こう側のダンボールまで通過した水分は目視ではよくわからないくらいでした。
直にスプレーをかけるとこんな感じなので、これと比較すると違いがわかるかと。
専門家ではないのではっきりしたことは言えませんが、こんなに大量に唾吹きかけないし(笑)ソーシャルディスタンスを保っていれば、そこまで心配することはないんじゃないかと思います。
もう一つ心配していたのは、ゴムについているアジャスター。
「これが耳に当たって痛いのでは?」という不安があったのですが、

柔らかい素材だから痛くないよ~
とのこと。注文前に写真で見た限りではプラスチックのアジャスターなのかな?と思っていたのですが、ゴムのような柔らかい素材で出来ているので不快感はないみたいです。
これのおかげで1年生と4年生の子供達も隙間が開いたりきつすぎたりすることなく、ジャストフィットサイズで着けることができました。
ゴム自体も幅広なので耳に当たる感じも優しいです。
マスクの面の部分は4年生にはちょうどいいくらいで、1年生には若干余裕がある感じでしょうか。うちの子たちは小さ目なので、大きめのお子さんはまた感じが違ってくるかもしれません。
ただ1点注意しなければいけないのが、このアジャスターが強く引っ張ると抜けるということ。
下の子が学校にいる時に自分で調節しようとして、抜けてしまったようで。
そのまま使っていたようなのですが、隙間が開いては無意味ですよね…。
大人が調節する分には適度な力で触りますが、子供が自分でやろうとすると危険なので、登校前に親御さんがゴムの長さチェックをしてあげることをおすすめします。
ちなみに、このアジャスターの穴が細くて留める力もきつめなので(なのに抜いちゃった小1は怪力!?)一度抜けると修正が大変です。針で引っ掻いて通しました…。
ちなみに我が家の子供たちは肌が荒れたりすることはありませんでしたが、皮膚の弱いお子さんはこの限りではないかもしれませんので、化学繊維に弱いお子さんは様子を見ながら使った方が良いかもしれませんね。
夏用マスクのお手入れ方法
このマスク、お店の説明によるとお手入れ方法は
・手洗い推奨。洗濯機の場合はネットに入れる。
・40℃以下のぬるま湯で、すすぎは十分に。
・柔軟剤、漂白剤NG
・脱水せずタオルで水分をふき取り陰干しがおすすめ
なんだそうです。
何のマスクにせよガシガシ洗うのはマスクを傷めますよね。
我が家は学校から帰ってきてすぐ、台所用洗剤を薄めたぬるま湯で洗っています。
「学校から帰ってきてから洗って、1時間後に習い事に着けていく…」というのは難しいですが、お天気が悪い日の室内干しでも朝までにちゃんと乾くので、洗い替えを用意する必要はないと思います。
何日かこの方法で手入れしていますが、今のところさほどの傷みなく使えています。
ただ、切りっぱなしでゴムの部分は圧着ということで、縫合のマスクよりは弱そうなので、そこまでの耐久性を求めてはいけないのかなと思いますが…。
接触冷感の夏用マスク、買うべき?
さて、ここまで接触冷感の夏用マスクのレビューをしてきましたが…
率直に「夏用マスクは買うべきか?」と聞かれたら、個人的には「ないよりあった方が良いのでは?」という結論です。
ちょっとお高めということと、耐久性がどうなのか…という不安も少なからずありますが、やはり暑さによる不快感は軽減されるようなので、私は購入して良かったなと思います。
近日中に某有名メーカーの夏用マスクが出るとの情報もありますし、今後いろいろな種類の夏用マスクが出てくると思いますが…
夏用マスクの需要はさらに伸びて手に入るかどうかわかりませんし、かなり既に暑いのでとにかく早めに手に入れられたので良かったです。
ちなみに、私が購入したマスクは大人用もあるようです。
このような状況になった以上、今後は人前でマスクをするのが当たり前の時代になりそうですし、マスクが昔のような値段で買えなくなると思うので、上手に見極めながら買わないといけないなと思います。
それに加えて、水分補給などをちゃんとして熱中症対策もきちんとしないといけないですね。